20本くらいのゴムと硬質ローラの組み合わせで、インキを均一な皮膜にならしています。
硬質ローラは銅管の表面にリルサンというナイロン樹脂の一種(白グレイ色)や銅メッキを施したものやエボナイトを巻いたものなどが使用されています。
どれもインキとの親和性を保つために親油性となっており、ゴムローラと接触しながら回転しています。
何本かの硬質ローラは歯車で強制回転し左右に摺動(しょうどう)しインキの均一な皮膜にするための練りを行っています。
一部の高速機や水なし平版用の機械は、横振りローラの中に冷却水を通しローラと版面の温度
が一定に保たれるようにしています。
インキ練りローラのゴム硬度は30 度~40 度になります。
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