最近はビジネスシーンでもよく「ヒアリング」というキーワードがよく飛び交うようになりました。
昔は英語のテストでのイメージでしかなかったですが・・・
よく一般的にビジネスシーンで使われる「ヒアリング」ってどんな作業でしょうか?
我々の業界ですと、お客さんのところに行ってメモを片手に
「フムフム( ..)φ・・・」といった感じで
・何を作りたいのか
・いつ使いたいのか
・誰が使いたいのか
・どれくらい必要なのか
・どんな感じに仕上げたいのか
などなど・・・
を聞くことが多く、一般的です。
しかし!
なかなかこれではうまくいきません!
なぜか!?
お客さんも決定していることや簡単な質問には答えられますが、
「どうすればベストなのか」とか
「わからなさすぎて判断できない」というケースが出てきます。
自分たちには一般的なことだったりするかもしれませんが、
お客さんにとっては初めてのことで、今まで考えたこともないことだったりするのです・・・
なので、そういう気持ちに寄り添ったヒアリングがいいですね。
私も消費者として、例えばリフォームをお願いしたり、家電を買うときがありますが
スペックだけ語られても判断できないことがあったりします。
家族構成や生活スタイル、予算を加味したうえ、
「これとこれがお客さんにはあってますね」
「どちらか選ぶときは、こんなところを想定してください」
と絞り込んでくれるととても助かります。
なので
われわれもチラシとか作っていて
「何色がいいですかねぇ?」
と聞かれ、「好みがございますから・・・」ではちょっとって感じですよね・・・
コーポレートカラーが青ですし、誠実感も演出できます。
その上、安心感ももっていただくためにも
深い海のようなブルーを入れるのはどうですか?
とか言われるとお客さんも考えが絞れますよね。
「そういわれると逆に“燃えるような赤”がよく思えてきました!」
という風に知らなかった世界が広がるかもしれませんね。
「プロのヒアリング」っていうのはそういったお客さんに寄り添ったヒアリングだと思います。
そういった「優しい質問力」を意識していきたいですね!
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