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ナカノヒト

column035

残念なDM~ついついハマってしまう落とし穴~


ついついハマってしまう落とし穴

先日ポストに「重要なお知らせ」と書いてあるのり付けされた封書型のDMが入っていました。

んん、身に覚えないなぁ~…
何か契約更新とかのお知らせかなぁ~…
と思いながら
家に入り開封しました。

封筒の中身は「不動産投資にご興味はありませんか?」
との内容。

(笑)あぁ~、この手かぁ~。

ふと頭をよぎったのは
私たちの仕事でもお客さんがよく希望される
「とにかく見てもらえるDMにしたい」というキーワード。

もちろん今回のような方法は提案していませんし、
冗談でそんな話の流れになれば「やめといたほうがいいですよ」と言います。

今回のこのDM、自分のことしか考えてないですよね。

読んでる相手への配慮は一切なく、なんなら嫌悪感を沸かせるほど…

普通に不動産投資に興味があっても個人的には絶対にお世話になりたくないですね…。

作り手の思いは「なんとしてでも開封」なのでしょう。

しかし、受け取り手の思いは「おいおい…」です。

こういった小手先のテクニックで信用を落とすなんてことは
少し自分勝手な考えがよぎっただけでおこりえます。

これで開封率はアップしたかもしれません。
(現に 私も封筒を開けてしまったわけですし)
でもその分、失ったものは大きいですよねぇ…

「ひとこと相談してくれれば・・・」
※知らない会社さんなので無理ですが(笑)

作り手の目線と受け取り手の目線。

ついつい一緒にしてしまいます。

悪気はなく、良いと思うものを知ってほしかったのでしょう。
(そこまで考えてなかったかも)

でも、受け取った側の気持ちは
大げさかもしれませんが「だまされた」かもしれませんね。

ついつい事業者は売ることに必死になってしまい
大切なことを忘れてしまうこともあるでしょう。

広告は相手の役に立たないといけません。
今回はDMですが、チラシやWEBサイトの場合でも同じことが言えます。
自社の広告はお客さんが読んでよかったと思えるものになっているでしょうか?

もし迷ったら
友達や家族に胸をはって言えるか考えてみてください。

ギクッ!としたら要注意です!

今回はついついハマってしまうDMの落とし穴についてでした。

それでは、また!

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